わいせつ被害にあったと嘘の申告をした疑い…女は入院費を名目に約85万円をだましとっていたか 無職の女を逮捕 女は「もらったお金」と容疑を否定

60代の男性から治療費と入院費を名目に85万円余りをだまし取ったとして、21日、30代の無職の女が逮捕されました。

鳥取県警米子警察署によりますと、詐欺と虚偽告訴の疑いで逮捕されたのは、鳥取県米子市に住む無職の女(32)です。

女は、2022年8月29日から9月27日までの間に、米子市内またはその周辺で、男性に対し、5回にわたって「手術代で必要なのでお金を振り込んでほしい」などと、うその内容のメールを送信して治療費と入院費を名目に金銭を要求し、合計85万3000円を振り込ませてだましとった疑いがもたれています。

また、女は、米子警察署において、真実ではないのに、警察官に対し、男性を犯人とするわいせつ被害の申告をした虚偽告訴の疑いももたれています。

2人は知人関係にあり、面識はあったということです。

女からの申告で警察が捜査した結果、事実が判明し、逮捕に至ったということです。

警察の調べに対し、女は、詐欺容疑について「もらったお金です」と否定し、虚偽告訴容疑についても「本当に被害に遭った」と否定しているということです。

警察が、女の余罪も含め、原因や動機について、調べを進めています。

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