【博多駅】中華好き御用達『四川飯店 博多』がリニューアルオープン!

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のKYOKOです。

皆さん、「料理の鉄人」ってご存知でしょうか?

料理をテーマにした1990年代の人気テレビ番組です。その番組の中で、初代「中華の鉄人」として広く知られた陳建一氏。

その長男、陳建太郎氏がオーナーシェフを務める『四川飯店 博多』が3月2日(土)にリニューアルオープンすると聞き、メディア試食会に行って来ました。

実食では高級食材と新食感のオンパレード!そして、拘りの博多限定メニューとは?早速、気になるレポをどうぞ。

博多駅直結でアクセス良好の絶品中華

毎日、大勢の人で賑わう九州の玄関口、博多。『四川飯店 博多』は、博多駅直結のJR博多シティ10階レストランフロアに2011年3月にオープンし、たちまち人気店に。私も、博多駅で美味しい中華が食べたくなったら、こちらでと決めていて、主人とディナーで利用させていただいていました。

そして、今年2024年3月2日(土)に晴れてリニューアルオープン!

出典:リビングふくおか・北九州Web

先ず、今回のリニューアルで変わったところは、入口正面から見た外観のデザイン。開口を広く取り、店の外からでも明るく開放感のある雰囲気を感じられる店構えへと生まれ変わっています。今まで、敷居が高いと感じていた方も、入店しやすくなったのではないでしょうか。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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そして、気になるメニューですが、九州産の和牛や野菜などを使った地産地消の博多限定メニューが新たに登場です。九州の旨いものと四川料理とのコラボ。もうこれは、期待しかありません!

大パノラマで非日常を味わう

入店して、先ず、目の前に広がるのは、開放的な大きな窓。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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同フロアで唯一博多駅東側の眺めが見えるのだそうです。

下を覗いてみると

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真下を通る新幹線!!これは、お子さんだけでなく、大人も嬉しいですよね。空には、空港を離発着する旅客機といった「九州の玄関口」博多ならではの活気溢れる光景や、お天気がいい時は、遠く筑豊山麓まで一望出来るそうです。

気になる博多限定メニュー

グランドメニューでは、九州産の魅力的な食材を使用した博多限定メニューが新登場。限定メニューの中から、特に気に入ったものをご紹介します。

勿論、どのメニューも美味しいのですが、特に私が気に入ったのが「和牛ロースの真空仕立チンジャオロースー」です。

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こちらは、斬新すぎる進化系のチンジャーロースー。なんと、チンジャオロースーなのに、肉を炒めないんです。衝撃的です!

実は、肉を炒めずに、低温で時間をじっくりかけて真空調理し、なんととろける食感に仕上げてあります。(トロッとした食感になるのが、丁度58℃だそう。)正に新食感!!

とろける食感のお肉の上に、ピーマンが添えられ見た目も美しいチンジャオロースーの出来上がりです!私の中でもお薦めで、記憶に残る大好きな味の1つとなりました。

また、ドリンクの限定メニュー「自家製ジンジャーエール」にも、強い拘りが。元々、こちら博多店にジンジャーエールはあったそうなんですが、更に進化しての登場となります。

拘りは、食材選びから始まっているのですが、今回使われるのは、地元福岡市早良区にある山の農園の米澤さんが作っている生姜。なんと、食材用の生姜は、違う農家さんの物で使い分けているそうでビックリです!今回選ばれた理由は、ジンジャーエールにピッタリな水分量を含んでいた点が決め手になったようです。

そして、地元の生産物を使った福岡のクラフトビール「八女ブルワリー」や、福岡の日本酒なども楽しむことが出来ます。

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クラフトビールと自家製ジンジャーエール

定番の人気メニューも健在!

『四川飯店』と言えばの定番の人気メニューも勿論いただけます。皆さん、大好き「陳建一の麻婆豆腐」。始めに口にした時は、辛さは抑え目に感じましたが、後から、花椒の痺れを強く感じます。初代から引き継ぎ、進化させてきた唯一無二の看板料理。さすが愛され続けてきた味ですね。

そして、『四川飯店』の「おこげ料理」ってご存知ですか?私達が思い浮かべる黒く焦げたおこげご飯とは違って、下の写真のような蒸したお米を3~5日干したものを使います。

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こちらをパリパリに揚げて、あつあつの石鍋に入れた上に、「賑やか海の幸」というメニュー名のとおり、様々な種類の海鮮が入った贅沢なあんかけをジュワーッとかけていきます。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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お米の香りがしっかり感じられる絶品おこげと、海鮮あんかけとの相性バツグン!熱々の石鍋の音と熱気も楽しい一品でした。東京赤坂の本店に創業時から伝わる技法で自家製されているそうです。

また、中華の高級食材ですぐに思い浮かぶのは、やはり「ふかひれの姿煮」ではないでしょうか。「ふかひれ」だけでも贅沢なのに、『四川飯店』のメニューは、濃厚な味わいの「カニ味噌」まで入った豪華版です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ゆっくりと時間をかけて柔らかく煮込まれた「ふかひれ」の密度が高くて、スプーンですくっても、すくっても、「ふかひれ」ばかりという夢のようなセレブ気分を味わうことが出来ます。

コース料理も充実

折角だから、四川飯店の色んな味を少しづつ楽しみたい方には、コース料理がお薦め。その中の2コースをご紹介します。

■四川コース(11品) ¥8,800

出典:リビングふくおか・北九州Web
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限定メニューでご紹介した新感覚チンジャオロースー「和牛ロースの真空仕立てチンジャオロースー」や、「ふかひれの姿煮込み」「自家製おこげ」も入っています。

■プレミアムランチ ¥3,000

出典:リビングふくおか・北九州Web
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こちらは、ランチメニューとなります。

写真に写っているメイン6品のうちから、1つ選び、小鉢4種と白飯、ふかひれスープ、デザートのセットです。

ランチでお得に四川飯店のお味を楽しめるので利用しやすいですね!

「料理は愛情」創業時から続く思いを受け継ぐ

四川飯店グループのオーナーシェフである陳建太郎氏より、

出典:リビングふくおか・北九州Web

「ここだけの この景色と音、香り、味、見た目に拘り、今、食べて欲しいモノを提供していきます。ドレスコードも無しで、お子様連れもウェルカムです。麻婆豆腐、そば、コースなど色々ご準備してお待ちしています。」

とお話がありました。建太郎氏の祖父の初代陳建民氏が、最初の四川飯店を創業され、麻婆豆腐や回鍋肉、担々麵といった四川料理を広め、日本の四川料理の祖と呼ばれています。2代目の陳建一氏は、中華の鉄人として活躍。そして、3代目の陳建太郎氏がこのバトンを受け取りました。現在、四川料理の魅力を伝える店舗を全国に展開中。

リニューアルオープンされたばかりの『四川飯店 博多』で大切な方と、素晴らしい眺望とお料理を是非ご堪能ください。

出典:リビングふくおか・北九州Web

【四川飯店 博多】

■住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ10階

■電話番号:092-413-5098

■定休日:不定休(JR博多シティに準じる)

■営業時間:ランチ 11:00~15:00 (L.O.14:30)ディナー 17:00~21:30(L.O.21:00) ■公式HP:https://www.sisen.jp/shop/hakata/

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