相談者の秘密を他人に漏らす 花園大、ハラスメント相談員を懲戒処分

花園大

 花園大は21日、学内でハラスメントの相談員を務める社会福祉学部の60代の女性教授について、相談者の秘密を他者に漏らしたとして減給の懲戒処分にしたと発表した。処分は19日付。

 同大学によると、女性教授は学内に約10人いる相談員の一人で、学生らからの相談を受ける立場にあった。処分理由は、相談業務や学生指導を適切に行わなかったとしている。処分事案の起きた時期や減給の内容、女性教授が事実関係を認めているかどうかなどについては「公表を差し控える」としている。

 

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