学生と首都圏企業 ビジネス連携で意見交換 福島市の明日を考える意見交換会 「食」と「観光」テーマ

飲食交流会で自社製品をPRする企業関係者

 福島県の県北地区と首都圏の企業をつなぐビジネスマッチング「福島市の明日を考える」意見交換会は15日、市内の福島学院大駅前キャンパスで初めて開かれた。参加者は各企業の取り組みや魅力に触れた。

 さまざまな業種のビジネスリーダーが集い、社会問題の解決に取り組む任意団体「ビズテリア・クラブ」と同大の主催。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に歩む本県企業の販路拡大を推し進める目的。「食」と「観光」をテーマに企画・実施した。

 首都圏からは八芳園(本社・東京都)やザ・キャピトルホテル東急(本社・東京都)など約20社、県北地区からは市内のカトウファームや伊達市のアサヒ電子、川俣町の川俣農業振興公社など約30社が参加した。

 ビズテリア・クラブの勝山牧生主宰と同大の桜田葉子学長があいさつし、参加者が自己紹介や企業説明を行った。飲食交流会も開かれ、川俣農業振興公社やカトウファームなど8社がブースを設け、自社製品をPRした。

(県北版)

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