「右左を見て車が止まったら行く」新1年生に“黄色いワッペン”贈呈 横断歩道のルール学ぶ

まもなく迎える新年度にワクワクしている子どもたちも多いと思いますが、気を付けたいのが「交通事故」です。

この春、小学校に入学する新1年生が警察官から横断歩道の渡り方を学びました。

21日は来月、小学校に入学する愛媛県松山市のさくら幼稚園の園児4人が、県警本部を訪れました。

園児たちは交通安全を呼びかける「黄色いワッペン」を制服に付けてもらった後、警察官から信号機や標識の意味を学ぶとともに、横断歩道を渡る際のルールを教わりました。

(県警交通企画課・井上貴志さん)
「手を挙げて右左右と見て、車が止まったことを確認してから渡ってください」

このあと、園児たちは近くの信号機のない横断歩道に移動し、実際に道路を渡りながら教わったことを実践していました。

(園児)
「右左を見て車が止まったら行く」
「手を挙げて渡ること」
「事故に遭わないように気を付けます」

(保護者)
「お話に夢中になると、周りが見えなくなるのでその辺は気にしています」
「信号のない横断歩道もありますので、気を付けて渡ってもらいたいと思います」

県警によりますと、県内では去年1年間に小学生が巻き込まれる交通事故が47件発生していて、52人がけがをしたということです。

交通安全の「黄色いワッペン」は大手生命保険3社とみずほ銀行からおよそ1万2000枚が贈られ、県交通安全協会を通じて県内の新1年生に配られます。

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