春は季節の変わり目。環境が変わる時期です。疲れやすい、だるさが抜けない、頭が働かない…。その不調は”腸"に原因があるかもしれません。「腸脳相関」のメカニズムを知り、バランスの良い食事を心がけましょう。
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野菜は1日350gを目安にバランスよく!
食事のバランスを意識していますか?1日の野菜摂取量の目安は、大人は350g。ナマの野菜なら両手で3杯分。和食中心の食生活にするとバランスよく食べることができます。
また、栄養成分表示を見てどのような食品添加物が使われているのか気にするだけでも、食への意識が変わってきますよ。
参考:厚生労働省「健康日本21」
発酵食品を取り入れて
ぬか漬け
旬の野菜をぬか漬けにすることで、食卓が華やかに。さまざまな「ぬか床キット」が販売されているので家で挑戦するのもいいですね。
甘酒
「飲む点滴」と言われる甘酒。ヨーグルトに混ぜたり、ドレッシングや砂糖の代わりに使ったりと、アイデア次第。味の変化を楽しんで!
腸に優しいレシピ
ビフィズス菌や乳酸菌の餌になる「オリゴ糖」が含まれている食材を意識して、普段の料理に取り入れましょう!
カボチャの豆乳あえ
【材料】
カボチャ…1/2個・豆乳(またはヨーグルト)…大さじ1・カレー粉…小さじ2・オリゴ糖…小さじ1.5・ハチミツ…大さじ1.5・レモン汁…小さじ1・クレイジーガーリック…10振り(なければ省略可)
【作り方】
①カボチャをレンジなどで柔らかくしてつぶす
②①にそのほかの材料を全て入れて混ぜる
塩こうじナムル
【材料】
★青菜やキノコ類・海藻類など…適量・米こうじ(市販のものでOK)…大さじ3・ブイヨン…小さじ1・ゴマ油…大さじ1・ブラックペッパー…適量・白ゴマ…適量
【作り方】
①★によく火を通す
②①にそのほかの材料を全て入れて混ぜる
【取材協力】
腸活cafe ICHI
腸活アドバイザー 阿南有希子さん
「日本のすてきな文化である発酵食品を意識して取り入れえてみてください。大人はもちろん、お子さんの腸を整えることはとても大切。心身の状態が落ち着き、お母さんも子育てが少しラクになるかも!」
【リビング北九州】2024年3月23日号掲載