パドレス・金河成は古巣で2試合ノーヒット 母国凱旋も悔しいシリーズ閉幕

◆ 母国凱旋の金河成は無安打でソウルシリーズ閉幕

サンディエゴ・パドレスの金河成(キム・ハソン)内野手(28)が現地時間21日に行われたドジャース戦に「5番・遊撃手」で先発出場。両チーム合わせて唯一の韓国人選手は母国での開幕シリーズを無安打で終えた。

前日の開幕戦では3打数無安打、四球での出塁のみだった金河成。2戦目は初回、無死一、三塁で第1打席が回ってくると、中犠飛で打点をマーク。母国のファンを沸かせた。

第2打席は右直、第3打席は四球、第4打席は左飛に倒れた。第5打席では一死満塁の好機を活かせず捕邪飛。そして、9回に迎えた第6打席、この日の最終打席はドジャース6番手J.P.フェヤレイセンの真ん中高めのフォーシームに初球打ちを試みるも、結果はセンターへの平凡なフライ。スイング直後にバットを地面に叩きつけ、悔しさを滲ませた。

開幕シリーズの金河成は10打席に立ち、7打数無安打、2四球、1盗塁、1打点。KBO在籍時に5シーズン本拠地としてプレーした高尺スカイドームでヒットを打つことは叶わなかったが、最終打席を終えてベンチへ戻る金河成には大きな拍手が送られた。

金河成は2014年にKBOのネクセン・ヒーローズ(現:キウム・ヒーローズ)でデビューし、7年間プレー。2021年からパドレスへ加入。MLB3年目の昨季は152試合に出場し、打率.260、17本塁打、60打点、38盗塁、OPS.749とキャリアハイの成績を残し、ナショナル・リーグのユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を獲得していた。

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