ビル管理システム大手の米ジョンソン・コントロールズは19日、インド西部マハラシュトラ州プネにある工場を拡張すると発表した。
プネ工場では冷暖房空調設備を生産している。同社は床面積を50％増やし、生産を増強する。これに伴い、インド製の製品・部品をできる限り活用する方針だ。
ジョンソン・コントロールズは、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」政策を推進するインド政府に歩調を合わせ、地場複合企業（コングロマリット）マヒンドラ・グループと組んで「ネットゼロ・ビルディング」と呼ばれるイニシアチブを開始したばかり。プネ工場では省エネ型の冷暖房空調設備の生産に力を入れる。
