呉羽駅北口が完成 あいの風鉄道 改札22日供用開始

完成記念式典が行われた北口駅舎=呉羽駅

 あいの風とやま鉄道の呉羽駅北口改札の完成記念式典は21日、駅舎前で行われ、関係者21人が利便性向上を喜び、鉄道の利用促進に期待を寄せた。22日の始発から供用が開始される。

 新たに設けられた北口は無人改札となり、ICカード専用の簡易改札機や自動券売機、待合スペースが設置された。バリアフリーに対応し、エレベーター1基が設けられた。

 22日からは、富山市が整備を進めてきた北口駅前広場のロータリーや駐輪場が利用できるようになる。駅北周辺では住宅や商業施設の開発が進められている。

 式典では日吉敏幸社長が「より多くの皆さまに快適に安心して利用していただきたい」とあいさつし、藤井裕久市長、金厚有豊市議会議長、牧野裕亮県理事・交通政策局次長が順に祝辞を述べた。テープカットの後、内覧会が行われた。

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