33年ぶりのセンバツで健闘 学法石川ナインが帰校 福島県石川町 学校関係者らたたえる

試合を振り返り、夏の甲子園出場への意気込みを語る小宅主将(中央)。左は佐々木監督

 選抜高校野球大会(センバツ)に33年ぶりに出場し、1回戦で善戦した学法石川は21日、福島県石川町に戻り、町内の室内練習場で帰校式が行われた。学校関係者らがナインを出迎え、聖地での堂々としたプレーをたたえた。

 佐々木順一朗監督は「負けない野球は途中までできたが、勝つ野球ができなかった。応援団と校歌を歌いたかった」と振り返った。小宅善叶主将は「夏に甲子園に戻り、順一朗先生に(甲子園通算)30勝目をプレゼントしたい」と決意を述べた。

 森涼校長、同窓会長の塩田金次郎町長がねぎらいの言葉を送った。野球部OB会・石晶会の近内幸雄会長の発声で万歳三唱した。

 学法石川は19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた一回戦で健大高崎(群馬県高崎市)と対戦し、0―4で敗れた。

石川町に戻ってきた学法石川ナイン

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