長崎の魅力を伝える「長崎コンシェルジュ」に12人認定 ゴールドに2人

大石知事からバッジを受け取るゴールド認定者の山﨑さん=県庁

 長崎県は21日、宿泊施設で質の高い接客サービスを提供し、本県の魅力を伝える「長崎コンシェルジュ」に新たに12人を認定した。
 認定制度は観光客の満足度向上などを目的に2017年度に始まった。接客と面接の試験を毎年実施し、累計76人を認定。交流の場を年4回ほど開き、意見交換や宿泊施設の見学ツアーなどをしている。
 試験の点数によって最上級のゴールド、シルバー、ブロンズの3ランクに分かれ、今回ゴールドを獲得したのは五島リトリートrayの茂谷僚さん(43)と平戸城CASTLE STAY懐柔櫓(やぐら)の山﨑由子さん(42)。シルバーは6人、ブロンズは4人だった。
 県庁で授与式あり、認定証とバッジを手渡した大石賢吾知事は「ピース文化祭など県内で大きなイベントがある中、コンシェルジュの重要性が増している。観光振興を進める中で、各地の魅力を知る皆さんのアイデアを参考にさせていただきたい」とあいさつ。
 代表して茂谷さんが「これからもたくさんのお客さまに長崎の魅力を伝え、リピーターになっていただくことに努める」と決意を語った。

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