さよなら島原市児童館 老朽化で今月末に閉館 23日お別れ会、30日セレモニー

老朽化のため閉館する予定の島原市児童館=同市

 老朽化のため今月末に閉館予定の島原市児童館(同市白土桃山2丁目)のお別れ会が23日、セレモニーが30日、同館で開かれる。現存する児童館では松浦市の施設と並び県内最古。元利用者らにも参加を呼びかけている。
 市こども課などによると、児童厚生施設として1964年開館。軽量鉄骨平屋約200平方メートルで、保護者や乳幼児から高校生までの交流、学習の場となってきた。だが耐震基準を満たしておらず、閉館の議案が定例市議会で可決される見通しとなった。
 お別れ会は同館などが共催。午後1時半から1時間、メッセージカード記入や、くす玉割りなどをする。市主催の閉館セレモニーは午後1時半から職員OBによる抹茶の振る舞い、午後3時半から有志による演奏があり、午後4時から式典を開く予定。
 駐車は近接する市保健センターを利用できる。

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