保津川下り、船頭書類送検 当時操船、かじ誤った疑い

 京都府亀岡市の桂川(通称保津川)で昨年3月、観光客向け川下りの舟が転覆し、船頭2人が死亡した事故で、京都府警は22日、かじ操作を誤ったとして業務上過失致死傷の疑いで、当時船頭として操船していた男性(37)=亀岡市=を書類送検した。

 書類送検容疑は昨年3月28日午前11時ごろ、乗客25人と船頭4人が乗った舟でかじの操作を誤り転覆させ、船頭2人を溺死させ、乗客十数人に打撲などを負わせた疑い。事故では計29人全員が川に落ちた。

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