一面の銀世界に 群馬県北部で大雪

 群馬県内は21日にかけて、この時期としては強い寒気が流れ込み、北部で大雪となった。草津は同日午前6時までの24時間降雪量が62センチを記録し、3月では1989年の統計開始以降で最多となった。午前9時時点の最深積雪は94センチで平年の約2倍だった。

 沼田市西倉内町の沼田公園は、降り続いた雪で一面の銀世界となり、訪れた人が幻想的な風景を楽しんでいた=写真

 前橋地方気象台によると、北部の雪はピークを超えたが、今後はなだれへの注意が必要という。22日は西高東低の気圧配置が緩み、次第に高気圧に覆われて南部はおおむね晴れ、北部は曇りで昼前から晴れの見込み。予想最高気温は前橋10度、みなかみ4度。

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