水原通訳の違法賭博騒動に新たな動き… 大谷翔平の代理人が「大規模な金銭盗難」について法執行機関に捜査を依頼と米報道

米スポーツ専門局『ESPN』は3月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の代理人が法執行機関に連絡し、大谷が『大規模な金銭盗難』に遭ったことについて、捜査を要求したことを情報筋の話として伝えた。どの機関に連絡を取ったかについては明言を避けたという。

同メディアによれば、MLBの関係者は21日までに、リーグは捜査当局から連絡を受けていないと話している。また、今後のステップは事実の収集であり、進行中の捜査のもと、時間が掛かる可能性があるという。

今回の事件は韓国・ソウルでの開幕シリーズの期間中に『Los Angels Times』が報じた記事が発端となった。長年通訳を務めてきた水原一平氏が違法な賭博行為に及んだ容疑が浮かび、球団が即刻解雇。21日に球団側がこれを認めている。

また大谷の代理人グループの弁護士事務所は同日に、同選手が「通訳による大規模な窃盗被害」に遭ったことを告発。被害額は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)にのぼるとみられている。

構成●THE DIGEST編集部

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