寄付金は4年間で690万円 児童養護施設などの子どもたちへ 島根県出雲市のクリニック 

児童養護施設などで暮らす子どもたちのため役立てて欲しいと、出雲市のクリニックが、島根県に寄付金を贈呈しました。

3月21日の贈呈式で、出雲市にある斐川中央クリニックの下手公一院長が、寄付金250万円の目録を、島根県の丸山達也知事に手渡しました。

斐川中央クリニック 下手公一院長「20周年の記念行事を何かしようとした時に、そんなくだらない宴会とかやめて、社会の役立つことをしようと、家内が言ってくれたんで。」

こうして始まった寄付は、2020年度からの4年間で合わせて690万円。

就職のための車の運転免許取得をはじめ、就職や進学で施設を出る人たちの新生活の準備などに役立てられており、これまでに40人余りが、支援を受けたということです。

斐川中央クリニック 下手公一院長「運転免許は県内に残るっていうには必須ですからね、島根県で働く上では。(感謝の)手紙頂いたんで今回は。嬉しかったです。やって良かったなと思いました。」

下手院長は、今後も、毎年寄付を続け、子どもたちを支援していきたいなどと話していました。

© 株式会社山陰放送