岩手の魅力を自転車で巡って発見 全市町村を通る4つのルートを公表 

岩手県は22日、県内33市町村を通過する「岩手県広域サイクリングルート」の4つのルートの詳細と、公募の末決まったルートの名称を発表しました。

「いわて三陸しおかぜルート」は洋野町から陸前高田市を経て宮城県のJR気仙沼駅まで、沿岸部を縦断する約320キロです。三陸沿岸の景色と海産物を楽しみながら復興・伝承を学ぶルートです。

「いわてイーハトーブルート」は盛岡市や紫波町、花巻市、西和賀町、一関市などを通る約290キロで、美しい街並みや文化、名湯を楽しめるルートとなっています。

「いわて歴史遺産探訪ルート」は、世界遺産の「橋野鉄鉱山(釜石市)」や「中尊寺(平泉町)」などを巡る約310キロです。

「いわて森の風ルート」は八幡平市、世界遺産の「御所野遺跡(一戸町)」のほか、「久慈琥珀博物館(久慈市)」、「龍泉洞(岩泉町)」などを巡る約420キロとなっています。

岩手県は今後、市町村や道路管理者と連携して各ルートの周知を図るために案内看板を設置する方針です。

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