北上川の状況について情報を共有する国や自治体の担当者による会議が22日盛岡市で開かれました。今年は雪が少なった影響で春に渇水(かっすい)状態に陥る可能性があります。
会議には国や県のほか、北上川流域の市町村の担当者など、およそ20人が出席しました。この会議は例年6月ごろに開かれていますが、今年は雪が少なく春に渇水状態になる可能性があるとして前倒しで実施されました。
会議では国が管理する県内の北上川流域の5つのダムで、3月15日時点の最も雪が積もった際の深さがいずれも平年を下回っている現状が報告されました。
渇水状態になった場合は農作業などに影響が出て対策が必要になるため、会議では今後も情報共有を密にしていくことを確認しました。