中学生自殺で調査委の設置求める動議、市議会で否決 群馬・館林市

 群馬県館林市立中学校の生徒が2022年6月に自殺した問題を巡り、21日に開かれた市議会本会議で、議員から「市内中学生自殺調査特別委員会」の設置を求める動議が出された。動議を議事日程に追加することは、賛成少数で否決された。

 生徒の自殺を巡っては、市教育委員会が調査のため設置した第三者委員会に対し、生徒の保護者が委員の変更や調査の迅速化を求めていた。市教委は現在の委員で継続調査すると回答している。

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