「苦労はしたけど良い経験に」入学式は中止、コロナ禍で過ごした学生生活…卒業式は賑やかに 大学院進学、公務員、就職…それぞれの道へ

学生生活の大半をコロナ禍で過ごした学生たちは、新社会人へ。新たな門出、それぞれが一歩踏み出しました。

島根県松江市にある島根大学。22日、卒業式が行われ、松江キャンパスの5つの学部と大学院研究科の代表が、服部泰直学長から学位記を受け取りました。

島根大学 服部泰直学長
「4年前は新型コロナの急激な感染拡大により入学式が急きょ中止となりました。」

学部の卒業生の多くは、新型コロナの感染拡大が始まった2020年に入学し、オンライン授業になるなどコロナ禍で制限された学生生活を送ってきました。卒業式は参列できる家族の人数制限なども解消されて、賑やかな門出の日となりました。

卒業生(公務員就職)
「後期から徐々に対面授業が始まって、何とか友だちはできたかな。楽しかったです」
卒業生(大学院進学)
「オンライン授業の間も、最初にLINEとかで知り合ってたんで、それで連絡とってたまに会ったりしてました。」
卒業生女性(公務員就職)
「苦労はしたけど楽しかったです。良い経験になったと思います。」

卒業生たちは暖かな日差しのもと、後輩や保護者らの祝福を受けそれぞれの夢に向けて歩き出しました。

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