18歳未満の少女にわいせつ行為、小学校の65歳男性教諭を懲戒免職 教職員4人を懲戒処分 福島

福島県教育委員会は22日、教職員4人の懲戒処分を発表しました。

このうち、懲戒免職となったのは郡山市立富田西小で特別支援学級の担任を務めていた荒井宣男(あらい・のぶお)教諭(65)で、今年2月下旬、少女が18歳未満であることを知りながら、わいせつな行為をしたということです。

県教委は、被害者の意向として詳細を明らかにしていません。聞き取りに対し、荒井教諭は「大変申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。

また、同じく懲戒免職となったのはいわき市立湯本三中の工藤湖(くどう・いづみ)主事(26)で、去年10月から今年2月にかけ、支払いのために金融機関から払い戻した学校が徴収した給食費など、総額105万円を自宅などに保管し、約66万円を横領したということです。

このほか、生徒に体罰や不適切な指導を行ったとして県中地区の県立高校に勤務する40代の男性教諭を戒告処分、車検切れの自家用車を運転したなどとして県中地区の県立高校に勤務する50代の男性教諭を同じく戒告処分としました。

今年度、県の教職員が懲戒処分を受けたのは今回で20件、免職処分は5件となりました。

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