広島サミット警備を指揮 森元良幸本部長が退任へ 後任は則包卓嗣氏 広島県警 

広島県警は22日、去年5月のG7広島サミットの警備を指揮した森元良幸(もりもと・よしゆき)本部長が4月5日に退任し、後任に則包卓嗣(のりかね・たくじ)氏が着任すると発表しました。

則包氏は香川県出身の50歳。1996年に警察庁に採用され、警視庁広報課長や警察庁外事情報調整室長などを歴任。現在は警察庁外事課長を務めていて、階級は警視長です。

森元氏は広島市出身で、2022年9月に地元出身者としては異例とされる広島県警本部長に着任。戦時下のウクライナからゼレンスキー大統領も参加したサミットで、最大2万4000人態勢という「史上最大の警備」を指揮しました。階級は警視監で、警視庁副総監を務める予定です。

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