「FCバルセロナ」アカデミーW杯遠征へ 広島の小学生が挑戦

世界最高峰のサッカークラブ「FCバルセロナ」があるスペインの舞台に立ちます。アカデミー選手が出場するワールドカップに、広島の小学生が挑戦します。

練習あいさつ(スペイン語)「みなさん、元気ですか」

バルサアカデミー広島校です。2年前、当時、世界で36校目、日本で5校目として開校しました。

指導するコーチ
「バルサ的にはサッカーはミュージックだと思っています。ゆっくりだったり速くなったり、それをうまく使える選手になりましょう」

バルサアカデミーは、スペインのFCバルセロナ公認のスクールです。

FCバルセロナは1899年に創設。UEFAチャンピオンズリーグを5回制した世界最高峰のサッカークラブです。

日本代表の 久保建英 選手や 冨安健洋 選手は、バルサアカデミーやキャンプに参加したことがきっかけで世界に羽ばたきました。

コーチ
「どうやったらもっと簡単に左右にパスできる? ボールをもらっていない選手はどこに動いたらいい?」

アカデミーの指導は、バルササッカーの特徴、細かいパスをつなぐなどしてチームでボールを持ちづける「ポゼッション」が軸です。

今月、開催されるバルサアカデミーのワールドカップには、広島校から選抜された小学生23人が出場します。ワールドカップはヨーロッパ、アフリカなど世界のバルサアカデミー180校から2000人以上が集まって、世界NO1を決める大会です。

去年、バルサ遠征に参加した 尼子竜聖 選手(小6)
「身体能力とか高くて、とても強い相手ばかりで難しかったです」

ワールドカップに出場する 荒沢鳴真 選手は、ポジショニングがうまく、チームプレーに徹します。

荒沢鳴真 選手(小3)
「世界中の選手がどれくらいうまいか楽しみ。(あこがれの選手は?)メッシ選手」

小学4年生の 藤原海月 選手は、去年に続いての出場です。

藤原海月 選手(小4)
「日本と違って身体も強い。スペインのチームがとても強くてびっくりしました。去年はアシストも得点もできなかったので、1アシストか1得点できるようなプレーをがんばります。バーモス!」

バルサアカデミー広島校 ケン・オダ・ドブラス テクニカルディレクター
「まずは目いっぱい楽しむこと。2つ目は試合でいろんな場面があるが目の前のことに全力で向き合うことを子どもたちには期待しています」

広島の出場選手は、22日バルセロナに向け出発し、25日に開幕するワールドカップに臨みます。

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