栃木県は22日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。11〜17日の1週間に報告された感染者は計561人（前週556人）で、1機関当たりの平均は7.38人（同7.32人）となり7週間ぶりに増加した。
インフルエンザの感染者数は計1371人（同1144人）。2週連続で増加し、1機関当たりの平均は18.04人と注意報レベルの基準10人を上回っている。
新型コロナでは、6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が9.14人。県南が8.35人、県東が7.25人、宇都宮が7.17人、安足が6.55人と続き、最も少ない県西は4.00人だった。
年代別では最多の10歳未満が142人。10代75人、30代62人、50代61人、40代55人などと続く。
クラスター（感染者集団）は医療機関で5件、高齢者施設と障害者施設でそれぞれ3件発生した。
新規入院者は前週比39人増の110人。1週間平均の入院者は190.6人で、前週比21.2人増だった。
