2月のCPI伸び率、2・1%上昇

特区政府統計処が3月21日に発表した2024年2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・1%上昇した。1月の伸び率1・7%よりも高かった。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・2%で、1月の伸び率0・8%よりも高かった。CPIが上昇したのは主に、旧正月の影響で食品価格が上がったことによる。2月のCPI伸び率は項目別では、酒とたばこが前年同期比6・1%、外食とテークアウトが同3・6%、その他サービスが同3・6%、住宅が同3・0%、交通費が同2・3%、衣類・履物が同1・3%、その他商品が同1・0%、それぞれ上昇した。一方、水道・電気・ガスなど光熱費が同7・8%、耐久消費財が同1・4%、食品(外食含まず)が同0・1%、それぞれ下落した。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1~2月を合計した消費者物価指数(CPI)は前年同月比1・9%上昇、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は0・9%だった。

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