「大きなガーデンで花に包まれる体験を楽しんで」花の祭典 初めての演出も「浜名湖花博2024」あす開幕

10年ぶりに開幕する「浜名湖花博2024」は、3月23日からスタートです。会場となる「はままつフラワーパーク」から中継です。

【写真を見る】「大きなガーデンで花に包まれる体験を楽しんで」花の祭典 初めての演出も「浜名湖花博2024」あす開幕

<野田栞里記者>
夜の「はままつフラワーパーク」園内中央付近に位置する第4室、クリスタルパレスというところに来ています。こちらは、あすから開催される「浜名湖花博2024」の開会式の会場にもなっているんですが、いま、ランが見頃を迎えているんです。手のひらサイズ、色とりどりのランが約500本も植えられているということで、温室の中は花の香りでいっぱいになっています。あすから開催される「浜名湖花博2024」。きょうの内覧会では新しい試みも垣間見えました。

浜名湖花博2024のテーマは「人・自然・テクノロジーの架け橋」です。今回のために特設された映像テクノロジーを採用したシアターでは、360度の映像美で四季折々の花や自然に浸ることができます。

<はままつフラワーパーク パーク管理課 徳増祐志チームリーダー>
「こちらが花博20周年に合わせて作られた新しいガーデン『はなのはら』です」

いま、水仙やアネモネが咲いている「はなのはら」と名付けられたガーデンには、1万7000もの球根などが植えられています。

<はままつフラワーパーク パーク管理課 徳増祐志チームリーダー>
「季節ごと、極端に言えば日ごとに、花の移り変わりを楽しめる、サステナブルなガーデンという位置づけです」

これからチューリップなど、どんどん花が咲き、印象が変化していくということです。

花を使ったグルメにも注目です。園内のレストランで提供される、こちらのデザートは「エンジェルローズ」。1日30食限定で1500円(税込)です。(提供時間:午後3時から・浜名湖花博2024の開催期間限定)

パイ生地とソースに使われる、はちみつは園内でとれたものを使用し、ソフトクリームには、食用のバラを散りばめました。

<篠原大和記者>
「ハチミツの程よい甘さが口の中に広がります。中にはバナナやブルーベリーがたっぷり入っていて食べごたえもあります」

<長門慶次シェフ>
「花をイメージした、バラのようなデザートです」

前回の花博が開かれたのは2014年。10年ぶりのビッグイベントに、県外はもちろん、地元の人にも改めて足を運んでもらいたいと意気込んでいます。

<はままつフラワーパーク パーク管理課 徳増祐志チームリーダー>
「コロナの時は家で花を眺める程度だったと思う。大きなガーデンで花に包まれるという体験をして楽しんでいただきたいと思います」

<野田栞里記者>
「浜名湖花博2024」昼間はもちろん、夜間も楽しめる工夫が施されているんです。

ご覧いただいているのは噴水ショー「花の仲間たち」のリハーサルの様子です。はままつフラワーパークでは、花博の一部期間中、午後6時半から国内最大級のウォータースクリーンと噴水を使ったショーが行われ、花や生き物たちの物語を楽しめます。(3月23日から4月6日、4月25日から5月5日:午後6時半開始、30分毎で1日3回、土日祝のみ4回)

あす開幕の「浜名湖花博2024」は6月中頃まで続きます。会場のはままつフラワーパークから中継でお伝えしました。

【はままつフラワーパーク会場】3月23日から6月16日
【浜名湖ガーデンパーク会場】4月6日から6月2日

© 静岡放送株式会社