【祝利恵さん(ハンドメイドアクセサリー作家)】“自分に似合うものを身に着けることが最高のお洒落”


【プロフィール】
祝 利恵(ほうり りえ)さん:新潟市江南区出身。高校を卒業後、新潟市内のホテルへ就職する。その後、百貨店にある菓子店の店長や事務職などを経て、結婚を機にアクセサリー作家の活動をスタート。お客様一人一人に似合うアクセサリーを提案&製作している。


ガタチラスタッフ:『新潟人193人目は、ハンドメイドアクセサリー作家の祝利恵さんです!接客業をしていた祝さんがアクセサリーを作り始めたきっかけや大切にしていること、これからの目標についてお聞きしました!素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました!』

きっかけは“カラーセラピー”

――アクセサリー作家を始めたきっかけを教えてください!

祝さん:百貨店で働いていた時に、「この仕事を続けていいのかな…」と悩んでいた時期がありました。そんな時に、「オーラソーマ(色彩心理学)」に出会ったんです。それから「カラーセラピー」にも興味を持ち、「カラーセラピーを受けるお客様のために、“カラーの何か”を作りたい」と思い、アクセサリーを作り始めました。

――「カラーセラピー」がきっかけだったのですね!

祝さん:始めてみたら“アクセサリー作りの面白さ”を体感して、「もっと作りたい」と思いました。私も幼い頃からお洒落することが好きでしたが、自分に似合わないものを着て失敗したこともありました。その経験から、「自分に似合うものを身に着けることが最高のお洒落」だと感じたんです。それをアクセサリーで伝えていきたいと思っています。

――独学でのスタートで苦労したことはありましたか?

祝さん:アクセサリーを作っても、「どうやって販売すればいいんだろう…」と販路を考えるのが大変でしたね。材料を購入しすぎたこともあり、スタート当初は大変でした(笑)。

――初めて販売した時の気持ちはどうでしたか?

祝さん:初めての販売は友人でした。「青い色でオリエンタルな感じのイヤリング」を作って欲しいと言われたんです。まだまだ素材の知識も無く、何が合うのか分からない中で、友人を想像しながら“似合いそうな素材や色合い、デザイン”を考えて、オリエンタルな雰囲気に作りました。初めての販売で不安でしたが、私の感性を気に入ってくれてとっても嬉しかったです。

“自分が好きなもの”を身につけて欲しい

――アクセサリーの特徴やコンセプトを教えてください!

祝さん:「好きなものに囲まれて幸せ」をコンセプトにしています。「これが好き」「これが良い」という感覚を大切にして欲しいと思っているので、いくつになってもお洒落を楽しむ方に寄り添って、天然石や美しい素材を使用して作っています。シンプルの中に“上品な大人の女性を意識したアクセサリー(ピアスやネックレス)”なのも特徴ですね。

――オーダーアクセサリーも作っているのですね!

祝さん:「想いをアクセサリーにのせて表現する」ことを大切に、お客様一人ひとりに似合うアクセサリーを提案しています。制作前には、対面またはオンラインで“お客様のご要望を細かいところまでヒアリング”しているんです。だからこそ、こだわりのアクセサリーをご提供できていると思いますね。

――アクセサリー作りで大切にしていることを教えてください!

祝さん:“お客様がつける姿を想像しながら、一つひとつ丁寧に仕上げること”ですね。素材にもこだわっていて、誰もが知っている天然石や淡水パール、アメジスト、ラピスラズリなど可愛い形や珍しい名前の天然石を使用して作っています。

――お客様との印象に残るエピソードを教えてください!

祝さん:新潟市中央区にあるフェルマータカフェで、「オーダーアクセサリー会」を毎月1回実施しています。お客様から「SNSで見る印象よりずっと素敵です!」というお言葉をいただいた時はとても嬉しかったですね。始めて良かったと思いました。

“モノづくりをする人”のサポートを

――最後に、今後の目標を教えてください!

祝さん:「“ものづくりをしている方”や“ものづくりをしてみたい方”の起業をサポート」したいです。ものづくりはやることがたくさんありますし、「どうしたら良いんだろう?」と思うこともたくさんあります。その「どうしたら良いんだろう…」と思うばかりで、どんな行動をしたらいいか分からない方をサポートしていきたいです!

――ガタチラをご覧の方にメッセージをお願いします!

祝さん:「○年前に購入したアクセサリーが壊れてしまった」、「大切に着けていたピアス(イヤリング)の片方を無くしてしまった」、「○○のようなアクセサリーがあったらいいな」そんなアクセサリーに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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