中島からの交通費相当額を受給 市内マンションから登庁 松本市議「過大受給にはあたらない」

交通費をめぐり議長から説明責任を果たすよう求められていた松山市議会の松本博和議員は22日、会見を開き「過大受給にはあたらない」と主張しました。

(記者)Q過大受給になっていると思っているのか
(松本議員)「僕は思っていません。住所、住居は中島で行ったり来たりずっとしているんですよ」

自民党松山市議団の代表を務める松本博和議員は、離島の中島を自宅住所として届け出て、市議会までの交通費として支払われる「費用弁償」を受け取っていますが、実際には、たびたび市内美沢のマンションから登庁していました。
渡部議長から説明責任を果たすよう求められていた松本議員は22日、記者会見を開き、「過大受給にはあたらない」という認識を示しました。
また、同席した野垣康之弁護士も「過大な請求をして交通費相当額を不正にとっているという報道は明らかに間違っている」と説明。野垣弁護士は、松山市議会の「費用弁償」について、交通費の実費精算ではなく自宅からの相当額を支給するルールになっていること、年の半分以上は中島で生活していて居住実態があること、などを挙げ、違法性はないと主張しました。

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