【新型コロナ】和歌山県内で2週連続増加

和歌山県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスとインフルエンザの最新の感染者数が、いずれも増加したことが、和歌山県の発表でわかりました。

県健康推進課によりますと、今月(3月)11日から17日までの1週間に、県内49の定点医療機関から報告のあった1医療機関当たりの新型コロナウイルスの感染者数は5・73人で、前の週より0・36人増えて2週連続で増加しました。

また、保健所管内別では、前の週と比べて和歌山市、岩出、橋本、田辺、新宮、串本の管内で上がった一方、海南と御坊では前の週を下回り、湯浅では、横ばいとなりました。

この1週間に新たに入院した感染者については、65人で、前の週より5人増えました。

一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり10・80人で、前の週より0・74人増えました。

県健康推進課では、「新型コロナの増加はわずかでほぼ横ばいだが、下がり切っていないし、インフルエンザについては、全国的にB型の流行が続く中、県内の感染者数が、注意報レベルとなる10人を下回っていないので、新型コロナ、インフルエンザともに、引き続き、手洗いや咳エチケットなどの感染対策に留意してほしい」と呼びかけています。

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