「不甲斐ないゲームをしてしまった」マリに逆転負けの大岩ジャパン、指揮官は内容に一定の手応え「守備でも攻撃でも前に行く形を見せられた」

U-23日本代表は3月22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦。1-3で敗れた。

開始2分、山田楓喜のFKのこぼれ球を収めた平河悠が鮮やかなシュートでネットを揺らし、日本は先制に成功する。だが34分、自陣でのミスから同点弾を奪われると、52分にはGK野澤大志ブランドンの弾いたボールを押し込まれて、逆転を許す。後半アディショナルタイムにも被弾し、逆転負けを喫した。

試合後のフラッシュインタビューで、大岩剛監督は「不甲斐ないゲームをしてしまったんですけど、我々はしっかりとゲームの中で、積極的な姿勢、守備でも攻撃でも前に行くっていう形を見せることができた」と振り返る。

【動画】マリ相手に平河悠が先制ゴール!
戦いぶりには一定の評価も「ただ結果がついてこなかった」とし、「次のウクライナ戦に向けて良い準備をしたい」と意気込んだ。

4月には、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップが控えている。その前の貴重なテストマッチでマリには敗れたが、25日に予定されているウクライナ戦では、アジア杯に弾みがつくような勝利を手にしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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