開始2分に先手を取ったが、相手のダメージはほぼなかったかもしれない。
U-23日本代表は3月22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦。キックオフからわずか2分後、平河悠が先制弾。だが、その後に3失点。1-3で逆転負けを喫した。
いきなりビハインドとなったマリだが、まるで動じなかった。試合後の会見で、バダラ・アル・ディアロ監督は「日本は立ち上がりから、特に開始15分ぐらいまでは、かなり積極的にプレスをかけてくるというのは想定済みだった」と明かす。
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だからこそ、“通常モード”で戦うことができた。
「選手には、とりあえずそういう状況は起こる可能性が高いので、そういうことがもしあっても、慌てず、いつもどおり自分たちのプレーをするということを言ってきました。失点はしましたけど、平常心でプレーすることによって、選手が自分たちの力を出せるようになったと見ています」
たしかに序盤は日本が勢いを持って戦っていたが、時間の経過とともにマリが盛り返し、スコアボードも動かす。相手の試合巧者ぶりを見せつけられた格好で、大岩ジャパンは敗れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部