宮崎市営住宅に高校生入居 市と佐土原高が協定 空き部屋活用

市営住宅の利活用に関する連携協定を結んだ宮崎市の清山知憲市長(右)と佐土原高の田平裕三校長=22日午後、市役所

 宮崎市は22日、市営住宅の利活用と地域コミュニティーの活性化を図ろうと、同市佐土原町の佐土原高(田平裕三校長)と「市営住宅の利活用に関する連携協定」を締結した。同市学園木花台で宮崎大の学生に貸し出している事例はあるが、同市が学校と市営住宅の利活用で連携協定を結ぶのは初めて。学校は「学生用住宅」として利用し広域からの入学者確保、市は人口減少に伴い入居率が低下しているのを受け空き部屋の有効活用を目指す。

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