「全面差し替えしかないな」大谷翔平の元通訳・水原一平氏が中学教科書に“成功を支える人びと”で登場→ネットは議論百出!「功績を否定するのは違う」

3月22日、文部科学省は来年春に中学校の授業で使われる教科書の検定結果を公表した。審査を通過した英語教科書のひとつが、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳である水原一平氏を取り上げていたという。

中学3年生向けの教科書のなかで、“成功を支える人びと”をテーマに掲げる先生と生徒の会話に水原元通訳が登場。先生は「アスリートの成功を支えるひとになりたい」と夢を語る生徒に対して、「彼は単なる通訳ではない」「大谷がチームに馴染むように手助けし、プライベートの面でも支えているんだよ」と紹介している。

まさに寝耳に水となった今回の賭博スキャンダル報道。教科書を作成した出版社は内容の修正や差し替えを検討するとしているが、いずれにせよ、あらためて文部科学省に審査申請をしなければならないという。

意外なところに及んだ余波に対して、X(旧ツイッター)上では議論百出の状況だ。

「残念ながら全面差し替えしかないな」
「こりゃよもやよもやだ」
「何が起こるか分からないから人選はよくよく気をつけないと」
「過去にも著名人が掲載後に問題を起こしてたよ」
「担当者は彼の人柄を信じ切っていたんだろうね」
「彼のことを過剰に持ち上げすぎてた」

と否定的な声が寄せられる一方で、「成功を支えたのは間違いないじゃない」「だからといって水原氏の功績を否定するのは違うと思う」といった意見も聞かれた。

構成●THE DIGEST編集部

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