音楽で栃木県の魅力PR 小山市出身声楽家森さんと佐野市出身ピアニスト新井さんとちぎ未来大使に

福田知事(中央)から委嘱状を受け取った森さん(右)と新井さん=22日午前、県庁

 小山市出身の声楽家森朱美(もりあけみ)さん(55)と佐野市出身のピアニスト新井啓泰(あらいのりやす)さん(46)は22日、本県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」に任命され、福田富一(ふくだとみかず)知事から委嘱状を受け取った。

 森さんは東京芸大卒、同大大学院修士課程修了。フランス歌曲を専門とするソプラノ歌手として主にフランスや日本国内を舞台に活躍する傍ら、同大や東京学芸大、宇都宮短大でも指導に当たっている。

 新井さんは東京芸大卒、国立音大大学院で修士号取得。東京文化会館などでソロリサイタルを開くほか、宇都宮短大音楽科教授・学科長を務めている。

 森さんは「素晴らしい場所、才能あふれる人材が豊富な栃木を歌にのせ、幸せをつなげていきたい」、新井さんは「演奏会を通して地域振興に貢献していきたい」と抱負を語った。

© 株式会社下野新聞社