「まだ答えがない問いに挑む」群馬大で卒業式

 群馬大の卒業式が22日、前橋市のALSOKぐんまアリーナで開かれた。学部と大学院、特別専攻科の計1641人が門出を迎えた=写真。

 石崎泰樹学長は、コロナ禍で4年前、学部生の入学式が中止になったことを振り返り、困難に打ち勝つ力を身に付けた卒業生をたたえた。「それぞれの分野で新しい時代を切り開いていくことを強く望みます」と激励した。

 卒業生を代表し、社会情報学部の金沢瑛歩さんが「私たちは、まだ答えがない問いへの取り組み方を学んできた。今後もより一層の努力をしていく」と力強く誓った。

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