群馬県立女子大で卒業式「未来へ共に踏み出す」

 県立女子大(塩沢寛樹学長)の卒業式が22日、群馬県玉村町の同大講堂で開かれ、大学院生を含む計200人が人生の新たな一歩を踏み出した=写真。

 卒業生一人一人の名前が呼ばれ、代表に卒業証書が手渡された。塩沢学長は式辞で「皆さんはコロナ禍の第1世代として、予想外の変化に直面して非認知的な力を身に付けた」とたたえた。山本一太知事は「人生に無駄なことは一つもない」とエールを送った。

 卒業生を代表して文学部国文学科の宮沢由香さんが、4年前はオンラインで開かれた入学式を振り返り「4年前の春に集まるはずだったこの場所で、私たちは共に未来へと踏み出そうとしている」と答辞を述べた。

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