仲道宗弘さん死去 反貧困ネットワークぐんま代表、桐生市の生活保護費問題でも支援 58歳

 反貧困ネットワークぐんま代表で、群馬司法書士会副会長の仲道宗弘さん(伊勢崎市連取町)が20日、亡くなった。58歳。

 仲道さんは2004年に司法書士登録。13年に同ネットワークを立ち上げ、生活困窮者への食料支援やコロナ禍で困難に直面している人たちからの電話相談などに取り組んできた。桐生市で昨年11月に明らかになった生活保護費の分割支給問題では、原因究明などを求めて市側と協議していた。

 同会の小和田大輔会長は「やり残したことがあり、本人も無念だろう。簡単に『遺志を継ぐ』とは言えないが、天国から見守ってほしい」と話した。

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