「学びや出会い、忘れない」群馬・南牧小学校で閉校式、中学と一体に

 4月に南牧中と統合して義務教育学校「なんもく学園」に移行する南牧小の閉校式が22日、同校で開かれた。在校生7人と卒業生1人が思い出の詰まった校舎に別れを告げ、新たな一歩を踏み出した。

 南牧小最後の卒業生となった市川はるかさん(12)が児童を代表して「学びや出会いはいつまでも忘れない。4月からは笑顔あふれる新しい学校をつくりたい」と誓った。出席者全員で校歌を斉唱=写真。小須田健志校長が長谷川最定村長に校旗を返納した。

 小須田校長は地域の支えに感謝し、「閉校は南牧村がスタートを切るための節目」と話した。

 南牧小は旧磐戸小を閉校し、2005年に開校した。これまでに計131人が卒業している。

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