「Shadowverse」U10ヴァンパイアに最適化されたレジェンド「グラスピングスパイダー」を紹介!

2024年3月26日に配信予定の「Shadowverse」第32弾カードバック「Heroes of Shadowverse / ヒーローズ・オブ・シャドウバース」に収録される新カードを先行公開!

「Heroes of Shadowverse / ヒーローズ・オブ・シャドウバース」では、メインストーリー「粛清編」からエレナが新カードとして登場。また、過去のストーリーからバニー&バロン、モノ、ムニャールといった、これまでの「Shadowverse」を彩ってきたキャラクターたちが「リサージェントカード」として再登場します。

■グラスピングスパイダー

進化前

ルインウェブ……ではなく、「グラスピングスパイダー」です。リサージェントカードですが、結晶から場に出られる点や、相手のフォロワーを攻撃不能にする点は共通しています。

一方で、この新しいスパイダーはU10ヴァンパイア(ミルナードヴァンパイア)に最適化されています。

まずは結晶効果。U10ヴァンパイアはいかに早くデッキ枚数10枚以下にたどり着けるかが勝負ですので、デッキを消滅させるカードが増えたことはシンプルに追い風と言えるでしょう。U10ヴァンパイアは、1PPあたり1ドローあるいはデッキ1枚消滅が目処と言われており、その観点でも不足はありません。

次に場に出た時の効果。U10ヴァンパイアは中盤をどう凌ぐかがポイントになりますが、相手のフォロワーの動きを封じることで後々のリーサルを遅らせることができるでしょう。OTKができるU10ヴァンパイアにとって、1ターンでも遅延させることは大きな意味を持ちます。

また、遅延している間に1点、2点でも相手リーダーの体力を削れば、こちらのリーサルへの要求値も減少するはず。終盤までに、2コストになった「酷虐の悪魔・ミルナード」2枚と「血の饗宴・ヴァルプルギスナハト」のリーダー付与効果で倒せる17点を目指したいところです。

加えて、「グラスピングスパイダー」は必殺を持っているので、場に残ったままターンが返ってくれば、基本的に相手フォロワー1体は倒せる点も優秀です。特に、少なくとも「リサージェント・レジェンズ」環境では守護に弱かったU10ヴァンパイアですから、「リベレイトヴァンパイア」以外に守護フォロワーを剥がす手段が増えたことはプラスに働きます。

工夫が必要そうなのは、この「グラスピングスパイダー」をいつ結晶から出てくるようにするか。自分が何ターン目に試合を終わらせたいのか、そのためにはどのタイミングで相手の動きを封じればいいのか、といったことに考えを巡らせながら扱う一枚になりそうです。

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