【高松宮記念/穴ライズ】「終わったとの判断は早計、13人気3着トゥラヴェスーラの再現も」 想定“10人気”以下の爆穴

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■ロータスランド

2年前の高松宮記念では、中団から力強く脚を伸ばし、勝ち馬ナランフレグからタイム差なしの2着でゴールイン。当時は重賞勝利の勢いそのままに好走をはたしたが、7歳を迎えて近走は阪神Cで6着、前走の京都牝馬Sでも6着と馬券外が続いている。さすがにピークアウトか……、そんな結論を出すにはまだ早い。

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昨年秋以降の3戦は、勝ち馬から0秒3以内とそれほど負けておらず、流れひとつで逆転できる着差。さらに3戦中2戦で上がり3F最速をマークしているように、持ち前の切れ味もいまだ衰え知らずだ。まだまだ一線級を相手に互角以上の走りはできるはず。

そして今回は、岩田康誠と再コンビを結成。同騎手でイメージするのは、昨年13番人気ながら無人の荒野を行くがごとく、イン突きで3着入線したトゥラヴェスーラのようなレースぶり。直線イン突きは岩田康誠の十八番、人気ガタ落ちの今回こそ狙いたい。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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