「まるでジュラシックパーク」 壬生・わんぱく公園に「大恐竜パーク」オープン 24体の動く模型が迫力満点

オープンした迫力満点の大恐竜パーク

 「まるでジュラシックパーク」-。栃木県壬生町国谷のとちぎわんぱく公園内で23日、24体の等身大の動く恐竜が見られる「大恐竜パークinとちぎわんぱく公園」がオープンした。

 同パークは大迫力の恐竜を自然の中で体感できるテーマパーク。自然の森にティラノサウルスやステゴサウルス、アルゼンチノサウルスなどの24体の恐竜の模型を配置して、映画「ジュラシックパーク」さながらの迫力感を演出した。

 恐竜は人が近づくと人感センサーが反応し、頭や口や目、腕やおなかなどが本物さながらに可動。1体で6~8カ所が可動する仕掛けになっている。激しい鳴き声やBGMなども流れ、来場者は白亜紀のジャングルにいるような気分。設置されたQRコードから生態も確認できる。

 同公園は1月から、おもちゃ博物館前の「ふしぎの小道」(約3800平方メートル)の森を改修して、園内を整備。恐竜の可動テストなどを続けながらオープンにこぎ着けた。藤田昌司(ふじたしょうじ)所長は「恐竜は子どもから大人まで大人気のコンテンツ。新しいわんぱく公園のアトラクションとして期待したい」と話す。

 この日、開演前から大勢の家族連れが並んだ。家族で訪れた小山市東城南5丁目、大学教員荒井信成(あらいのぶなり)さん(40)は「昨日から楽しみだった。子どもより親が夢中になります」と笑顔を見せていた。

 入場料は800円。午前9時半~午後4時半(月曜定休、祝日の場合は翌日)(問)同公園0282.86.5855。

© 株式会社下野新聞社