穴水支援、小松でかきまつり 24日、駅前で2万個用意

カキを焼くU字溝を設置するスタッフ=小松駅前

 「能登穴水復興支援!ジャンボかきまつりin小松」(北國新聞社後援)は24日午前10時~午後4時、小松駅前の小松市民広場で開かれる。穴水町で被災した養殖業者のカキを中心とした能登産約2万個を提供する予定で、収益を同町に贈る。23日は会場設営が進められた。

 焼きガキやカキフライ、かきめしなどを提供するほか、海鮮焼きやクレープといった飲食の10ブース、キッチンカー5台が並ぶ。来場者用のテーブルには、コンロ45個が置かれる。

 2月に穴水町恒例の「雪中ジャンボかきまつり」が中止となる中、有志でつくる「かきまつりin南加賀実行委員会」は、能登でかきまつりを再開できるまで南加賀で開催を継続し、復興支援を図る。

 能美市や金沢市で飲食店を経営する笹津浩二実行委員長(57)は「来場者においしく楽しく過ごしてもらい、能登の支援につなげたい」と話した。

© 株式会社北國新聞社