茨城出身のお笑いコンビ「カミナリ」のYouTubeチャンネルが面白い

現在、若手からベテランまで、多くのお笑い芸人がYouTubeチャンネルを開設し、テレビ番組などでは見られない独自の一面を披露しています。

そんな中、お笑いファンを中心にに注目を集めているのが、お笑いコンビ・カミナリ

2024年に結成13周年を迎える2人が織り成す、“やりたいコト”を追求したYouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」をご紹介します。

「どつきツッコミ」が特徴のお笑いコンビ・カミナリ

カミナリは、ボケ・竹内まなぶさん、ツッコミ・石田たくみさんによるお笑いコンビ。グレープカンパニーに所属しています。

「M-1グランプリ」に2016年、2017年と2年連続で決勝に進出。

漫才では、石田たくみさんが竹内まなぶさんの頭を引っ叩き、茨城弁で叫ぶような「どつきツッコミ」が特徴です。

音楽にレトロゲーム、やりたいコトだけをやる「カミナリの記録映像」

お笑い芸人のYouTubeチャンネルは、ネタ映像を公開するものから、YouTubeらしい企画に特化したチャンネル、肩の力の抜けた日常を映し出す若手芸人など、多彩に展開されています。

その中でも、YouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」は、概要欄で「カミナリが今『やりたいコト』だけをただただ記録映像として残すだけのチャンネル」と説明されています。

例えばこれまでは、2人の出身地・茨城県鉾田市に訪れ、地元の農家の方にNEW ERAのキャップを試着してもらう企画など、地元愛溢れるカミナリらしい動画を投稿してきました。

そんなカミナリの魅力のひとつが、趣味への熱量の高さ。共にヒップホップを愛好していることでも知られています。

特に石田たくみさんは、芸能人がMCバトルに挑戦するテレビ朝日の番組「フリースタイルティーチャー」への出演などに加え、自身でビートメイクも行うほど。

「カミナリの記録映像」では、DJ用機器の輸入販売会社・inMusic Japan株式会社が運営するブランド・Akai Professionalへの取材企画も行われました。

時には非常にニッチなテーマながらも、カミナリの2人の活き活きとしたやり取りと、その「やりたいコト」の徹底によってファンを魅了しています。

ロックバンド・OKAMOTO'Sのハマ・オカモトさんも「カミナリの記録映像」のファンであることを明かしており、テレビ共演をきっかけに、カミナリのYouTubeにも出演するといった交流も生まれています。

ゲームファンをも驚かせた、作曲家・デビッドワイズとの邂逅

最後に、「カミナリの記録映像」における人気動画のひとつを紹介します。

石田たくみさんが小学生時代にプレイしていたゲーム「スーパードンキーコング」シリーズの作曲家・デビッド・ワイズさんの手がけた音楽を堪能するという企画です。

サウンドトラックにプレミア値がつき、ほとんど聞くことが難しい『スーパードンキーコング2』のBGMを聴くために、竹内まなぶさんにプレイしてもらうも、BGMの良いところでゲームオーバーを繰り返すことに。

コメント欄には「デビッド・ワイズを深掘りする芸人マジで今までいないよ。最高」「デイビットワイズを取り上げるとは素晴らしい、、、そして動画も面白い」と、企画の着眼点や視聴者を飽きさせない動画づくりに称賛の声が集まりました。

デビッド・ワイズさんへの熱い思いはこれだけにとどまらず、アポ無しでイギリスへ会いに行くという企画を敢行。

事務所を訪問するも留守であったため諦めかけていたところで、偶然にも道端で遭遇を果たします。

30分間の独占インタビューに成功したカミナリの2人は、その場で「カミナリの記録映像」のオープニングテーマの制作を依頼。

デビッド・ワイズさんもそれを引き受けるという怒涛の展開を見せました。

多忙のため、まだオープニングテーマはまだ届いていないと言いますが、デビッド・ワイズさんは、4月13日に開催される「カミナリの記録動画」のスピンオフイベントに出演するために来日が決定するなど、新たな展開を見せています。

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