2024年F1第3戦オーストラリアGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第3戦オーストラリアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(RB)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 10番手

2024年F1第3戦オーストラリアGP ランス・ストロール(アストンマーティン)

 今日はQ1とQ2では強さを見せることができた。クルマのパフォーマンスはよかったし、僕も確かなリズムを掴むことができた。しかし、Q3ではターン9でちょっと姿勢が乱れてコンマ3、4秒失ってしまった。そこまではいいラップだったから、あそこでバランスを崩していなければ何個かポジションは上だったと思う。

 明日はデグラデーションが大きいレースになりそうだから、タイヤのマネジメントがすべてだと思う。僕たちのクルマはレースに強いし、ここは走っていて楽しいコースだから、明日はポイントを多く獲ることが目標だ。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手

2024年F1第3戦オーストラリアGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 2台揃ってQ3に進めたのは期待していた通りだった。Q3の1回目のラップは素晴らしいものではなかったね。ターン6でグラベルに行ってしまった。僕のミスだ。だから最後のアタックではクルマに完全な信頼を寄せることができなかった。難しい状況だったよ。

 ジェッダのときよりも競争力が落ちているように感じる。クルマはスライドするし、風に敏感で一貫性にも欠けている。だけどこれはみんなにとっても同じことだ。それでも、僕たちはもっとペースを見つける必要がある。

 明日は色々なことが起こるだろう。タイヤにとっても楽なレースにはならないだろうし、グレイニングは誰もが懸念している。だから他のドライバーよりもうまくマネジメントしたいところだ。明日は2台ともポイントを獲れることを望むよ。

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選 8番手

2024年F1第3戦オーストラリアGP 角田裕毅(RB)

 チームと僕自身のパフォーマンスにとても満足しています。間違いなく、週末を通してとても安定したマシンを用意してくれた彼らのおかげです。このマシンによって、毎セッション、適応して自信を築くことがより容易になりました。クリーンラップを走り、すべてのコーナーから1000分の数秒を見つけ出し、パフォーマンスを最大化することができたと感じています。

 Q1でウイリアムズやその他のいくつかのチームがタイムを向上させているのを見ただけに、Q3で8番手というのは予想していませんでした。とてもハッピーです。今シーズンここまででベストの予選ポジションですし、チームのハードワークを反映した結果です。

 ダニエル(・リカルド)も、とても速そうだったので、ああいうことが起きて(注:トラックリミット違反によるタイム取り消しでQ1敗退)残念です。でも明日どうなるかを見ていきましょう。

 簡単なレースにはならないでしょう。それでも、クリーンなレースをして、できる限りのことをし、ポイントを獲得することを目指します。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手

2024年F1第3戦オーストラリアGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 今日は期待していたような予選にはならなかった。タイヤを機能する状態にもっていくのが難しかったし、差がほとんどない現状では、コンマ数秒が大きな影響をもたらしてしまう。

 マシンはFP3では力強く感じたけれど、残念ながらそのフィーリングをうまく午後に引き継ぐことはできなかった。マシンの改善すべきところは分かっている。それは高速コーナーだ。

 あいにく、ここメルボルンには高速コーナーがたくさんあるから、このサーキットで僕たちの強みを生かせずにいるのは間違いない。だけど明日、みんながマシンに燃料をたくさん積んだ状態になれば、もっといい位置につけられるはずだ。

 レースに向けては未知の部分も多い。誰もハードタイヤでは走っていないけど、レースで主に使うのはこのコンパウンドだ。また、グレイニングも見られるかもしれない。いつも以上にエキサイティングなレースが見られると思うよ。そして結局のところ、重要なのは日曜のグランプリだ。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手

2024年F1第3戦オーストラリアGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 予選は6番手だった。悪くないセッションだったけど、僕はピークに達するのがちょっと早かったみたいだね! Q2はとてもよかったのに、Q3ではそれを再現することができなかった。だから複雑な心境ではある。クルマには速さがあると思うし、レースペースのよさも示せたと思う。だから明日はやれるだけのことをやってみるよ。

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