小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型などを紹介する企画展が23日、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで始まった。24日まで。
はやぶさ2の模型は、本体が幅1メートル、奥行き1.6メートル、高さ1.25メートル。幅は太陽光電池パネルまで含めると5メートル超になる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が火星の衛星から世界初の試料持ち帰りを目指す計画「MMX」で、打ち上げ予定の探査機の模型(原寸2分の1)も展示している。会場には小中学生の説明員もおり、24日にははやぶさ2の「解体ショー」を予定している。
市内の団体「鶴岡スペースステーション」が、NPO法人「ギガスター」(愛知県)などの協力を得て開催している。JAXAで国際宇宙ステーション(ISS)の管制官を務めた佐藤涼子鶴岡スペースステーション代表(38)=鶴岡市=は「宇宙の最先端の情報を紹介している。来場者と楽しく語り合いたい」と話している。