長崎北の森保が4位入賞 ライフル女子BR立射 全国高校選抜大会

ライフル射撃女子ビームライフル立射で4位入賞した森保(長崎北)=広島県安芸太田町、県つつがライフル射撃場

 全国高校選抜大会は23日、各地で8競技が行われ、長崎県勢はライフル射撃女子ビームライフル(BR)立射の森保詩乃(長崎北)が4位入賞した。
 ソフトボール男子の大村工は大東大第一(東京)を32-0(五回コールド)で圧倒して3回戦進出。打線が池田の2打席連発を含む6本塁打を放つと、投手陣も細田、小西、池田のリレーで無安打に抑えた。ローイング勢は女子かじ付き4人スカルの大村、男子シングルスカルの梶﨑悠志郎(大村)が、いずれも7~12位決定戦に進出。ラグビーの長崎北陽台は1回戦で桐蔭学園(神奈川)に19-50で敗れた。
 23日は各地でソフトボール、ハンドボールなど11競技を実施する。

◎森保 うれしく、悔しい順位

 ライフル射撃の女子ビームライフル(BR)立射で4位入賞した森保(長崎北)。優勝を狙っていただけに「微妙な順位。うれしさもあり、悔しさもある」と複雑な思いを口にしたが、今季の県高校ライフル界のエースが全国の舞台でしっかり結果を出した。
 予選の60発を630.5点の高得点で4位通過。「2、3番ぐらいかなと思っていたので、4番でびっくりした」と言うほどのハイレベルな戦いで、決勝も練習通りの力は発揮したが、メダルに届かなかった。
 小江原中3年で出場した2022年栃木国体少年女子BR立射で2位入賞。以降も各種全国大会で入賞してきたが、まだ日本一の経験はない。これからの成長が楽しみな1年生は「今大会はやっぱり悔いが残った。せめて表彰台に乗りたかった。夏、秋は全国1位を目指して頑張りたい」と先を見据えていた。

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