汚染水含む水漏れ問題 原子力規制委員会 山中委員長「実施計画違反の疑い」

原子力規制委員会の山中伸介委員長は23日、東京電力福島第一原発を視察し、先月、汚染水を含む水が漏れた問題について、廃炉作業の実施計画違反の疑いがあるという見解を示しました。

原子力規制員会の山中委員長は23日、福島第一原発を視察し先月7日、高温焼却炉建屋の外壁から処理する前の放射性物質が含有されている汚染水を含む水、約1.5トンが漏れた場所などについて確認しました。

【山中委員長】
「(廃炉作業の)実施計画違反になる疑いがあるというふうに考えていますが、現時点では断定的なことは申し上げにくいと思っています」

原子力規制委員会では汚染水を含む水が漏れた問題について、検査を進めていて近く、実施計画違反かどうか結論を示すとしています。

※視察写真と視察映像は原子力規制員会の提供

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