地域に開かれた学校完成 「柵原学園」内覧会 4月9日から使用開始/岡山・美咲町

柵原西、柵原東小学校、柵原中学校が統合した義務教育学校「柵原学園」が岡山県久米郡美咲町に完成した。多機能で地域に開かれた学校として、来月9日の入校式、始業式から使用開始する。

県道52号沿いの敷地(約1.2万平方メートル)に、延べ床面積約1万平方メートルの鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)2階建てを新築。放課後に一般開放される交流ホール(約400平方メートル)をはじめ、地域住民が講師となって子ども教室を開く多目的室、児童館を整備した。総事業費は約47億円。

このほか校内には屋内運動施設、給食調理場、災害時に備えた防災・防犯施設なども備えている。

23日に開かれた内覧会では、開校準備委員会の委員や町議員ら約60人が訪れた。

県北では旭学園に続き、2校目の義務教育学校。来月から約300人が通学する。

放課後に一般開放される交流ホール

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