DeNA・度会、OP戦10年ぶりの新人首位打者 打率.434、3戦連続マルチ締め!

オープン戦
● 日本ハム 2 - 3 DeNA ○
<3月24日・エスコンF>

DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が、開幕前最後のオープン戦に「1番・右翼」でフル出場。この日も5打数3安打と快音を重ね、オープン戦では10年ぶりとなる“新人首位打者”に輝いた。

初回の第1打席、日本ハムの先発左腕・上原から左前打を放ち、これでオープン戦はスタメン出場した全15試合で安打を記録。続くオースティンの打席で試みた二盗は失敗に終わったが、再び先頭だった3回の第2打席も加藤から鮮やかな中前打を放ち3試合連続マルチ安打をマークした。

一死満塁だった4回の第3打席は浅めの中飛に倒れたものの、二死無走者だった6回の第4打席は三塁前へのバント安打を決め猛打賞。9回の第5打席は空振り三振に倒れたものの、この打席でオープン戦の規定打席に到達した。5打数3安打の固め打ちで打率は.434まで上昇。この日でオープン戦の全日程が終了し12球団トップの打率となった。

新人選手のオープン戦首位打者は、2014年のロッテ・井上以来、2人目。昨秋のドラフトで3球団が競合した逸材が、オープン戦からその実力を見せつけた。

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