水沼尚輝(真岡出身)、パリ五輪内定 競泳男子100メートルバタフライ 2大会連続出場へ

男子100メートルバタフライで2位となり、パリ五輪代表に内定した水沼尚輝=24日午後6時40分、東京アクアティクスセンター

 競泳のパリ五輪代表選考会最終日は24日、東京アクアティクスセンターで各種目が行われ、栃木県真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)(新潟医療福祉大職)が男子100メートルバタフライ決勝で派遣標準記録を突破する51秒23をマークして2位となり、日本水泳連盟が定める条件を満たして同種目のパリ五輪代表に内定した。

 同種目には43人がエントリー。水沼は23日に行われた予選を全体1位、準決勝全体2位で通過した。8人で争われた決勝は最初の50メートルを4番手でターン。得意の後半でじわじわと追い上げ、代表権をつかんだ。

 水沼の五輪出場は2021年東京五輪に次ぐ2大会連続。本県関係のパリ五輪代表内定は5人目となり、競泳陣では男子400メートル個人メドレーの松下知之(まつしたともゆき)(宇都宮南高)に続き2人目。

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